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「顔が見える安心感」を。チームワークを支え、回線工事を成功へ導く調整役

法人やマンションのお客様に、ライフラインであるネットワーク回線を届けるアルテリア・ネットワークスの仕事は、会社や部門の垣根を超えた多くの人たちのチームワークで成り立っています。そのための社内外の連携を担うのが「施工管理」の皆さんです。

20年以上にわたり、京阪神エリアの施工管理を担当する階堂善弘さん。その仕事には、長年の経験で培った社内外からの信頼と知見が存分に発揮されています。大阪施工管理課の生き字引ともいえる階堂さんに、アルテリア・ネットワークスにおける働き方の姿勢を聞きました。

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階堂 善弘さん
高校卒業後、通信関連会社や噴水メーカーに勤務したのち2001年、有線ブロードネットワークス(現:USEN)に入社。アルテリア・ネットワークスの前身であるUCOMへ転籍し現在に至る。長年にわたり施工管理担当として商材の根幹ともいえる光回線の調達(調整)を担当している。2022年度の社長賞受賞。一般社会人バンドに所属しており、トランペットを担当している。年に数回、イベント等に出演している。

一日のスケジュール

7:30~8:00  始業
子供が小さいためオフピーク通勤しています。夫婦共働きのため、ホームオフィス(テレワーク)制度を利用する際は洗い物や子供の送り出しなど家事や子育てにあてています。

9:00~ 回線調整に関するシステム対応
メンバーの業務調整に必要な回線調達に関連するシステムの入力・更新等を真っ先に行っています。必要な業務をルーティン化し、午前中に執り行うようにしています。

12:00  昼食
食費やカロリーなどを気にしながら取っています。

13:00  回線調整対応・現場対応・案件受付対応・施工協力会社への発注対応
商材の核である回線の調達を遂行するために現場対応・営業対応等を行いつつ、施工管理メンバーと協力しながら執り行っています。

17:30~18:00 終業
終業後は学童保育へ子供を迎えに行き、夕食後はお風呂に入れ、21:00 には一緒に就寝しています。


――経歴や、業務内容についてお聞かせください。

2000年代後半に、USENからアルテリア・ネットワークスの前身の一つであるUCOMへ転籍入社しました。USEN時代の2004 年にマンション開発部へ着任して以来、現在に至るまで新築マンションと法人を中心とした回線調達・施工管理を担当しています。
もともとは大手電機メーカーの子会社に新卒で入社し、海外事業部で数年間働いていました。その後他業種も含めた転職を数回経験し、2001年に現在のUSENが光回線事業をスタートさせるタイミングで縁あって入社しました。当時は光回線を扱ったことのある人がまだ少ない時代でしたが、私の場合は新卒で入社した企業で経験があったので、それが生きた形です。
私がいる大阪施工管理課は、京阪神エリアを中心に回線の調達や法人のお客様に納品する回線の施工管理などを行う部署です。施工管理だけでなく、現場で工事を担当するパートナー企業との調整やお客様との納品調整も担当しています。
大阪施工管理課は私以外にも社歴が長い人が多く、通信建設会社や担当する他の通信事業者といったパートナー企業とのコミュニケーションを緊密に取り、案件を円滑に進められる環境を整えています。パートナー企業との日頃の関係性構築も重要ですが、契約におけるルールのうえで遵守しなければならない基準が厳格です。その基準を満たしたうえで、担当者間で柔軟な対応を可能にする環境を整えているのが強みです。通信建設会社側の担当者はUCOMに転籍する前からやり取りがある方々なので、長年にわたりフランクに話せる関係性を構築してきました。パートナー企業や通信建設会社とは直接お会いしてコミュニケーションを取っています。

――顔を合わせてのコミュニケーションを大切にされているんですね。

これは「関西」という土地柄かもしれませんが、相手との関係性を深めるうえで「顔を合わせて直接話す」ことが重視されると感じています。実際に会ってお話をすると、電話やメールでのやり取りとは印象が違うと、皆さんおっしゃるんですよね。安心感をもってもらえますし、想像していたより明るい人柄だとよく言われます。
こうして普段から対話を重ねる中で、いち取引先の立場ではありますが、相対する通信建設会社の方々の事情も理解できるようになってきています。経験を重ねるにつれて、そのような事情も考慮しながら、相手の立場を尊重しつつ、当社のお客様が希望されている条件も尊重してもらえるような交渉ができるようになってきました。
回線調達は通信建設会社の方々と調整・交渉しながら進める業務なので、当社だけの事情で進めることはできず、提供が困難な事態を完全に避けることは難しいんですよね。特に関西は他の地域に比べて様々な制約があり、厳しいエリアの1つだと思います。多くのしがらみがある中、これまでに培ったノウハウを活用して通信建設会社と上手に連携し、お客様が希望するデッドラインになんとか前に合うように調整できた時にやりがいを感じますし、共に案件対応をした営業の喜んでいる顔を見た時は大きな達成感がありますよね。自分だけでなく工事に関わる皆さんの喜びを共有することができます。半面、それができなかった時はすごく悔しいですね。

――部署の雰囲気や、ご自身の働き方はいかがでしょうか。

週に1度は対面で集まって、進捗やそれぞれが抱えている課題点を確認・共有しています。また何か問題が発生した場合は個人を追及する前に、まずは組織的な課題を探そうとする文化がありますね。みんながそれぞれプロフェッショナルなので、役割分担をしつつ連携しあえる関係性を築こうという意識があります。
歓送迎会などの際は施工管理課のみならず、大阪事業所全体で開催することもあり、和気あいあいとしていますね。最近ではホームオフィスの活用も盛んですが、本社に比べたら人数規模の小さいオフィスというのもあり、顔を合わせたら自然と挨拶したり、何か課題が発生した時はその場で直接相談したりしています。土地柄もあって基本的に明るい人が多く、みな楽しく働けているのではないでしょうか。

福利厚生やスーパーフレックスでの勤務体制も充実しています。私の場合は、まだ子供が小学校1年生と2年生で、学童への送り迎えや小学校からの緊急の呼び出しに対応しなくてはなりません。インフルエンザなどで学級閉鎖になることもあります。夫婦共働きで妻は急な休みを取ったり早退したりできない職種なので、子供に何かあった際は私がホームオフィスを活用したり、半休を取得したりして対応しています。アルテリアは時代の変化に合わせて働き方に関する制度が拡充・整備されてきましたが、私は自身の子育てを始めた時期と会社の制度がうまくかみ合ったなと感じています。社員ファーストな会社だと思います。
また、このような柔軟な働き方が可能なのは、みんなで業務を分担して助け合っている大阪施工管理課メンバーの関係性のおかげでもあります。私が不在の間に何か問い合わせがあっても対応してくれますし、営業とのやり取りでも間に入ってくれるので助かっています。業務を一人で抱え込まず、周りにパスできるような環境が整っていますね。

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お子さん二人との一枚。
アルテリアでの仕事に加え、トランペット演奏と父親の”三刀流”で活躍中。

私、子供と一緒に寝るんですよ。いつも子供をお風呂に入れて、夜9時には一緒に寝るのが家での役割になっているんです。そうすると、朝3時半には勝手に目が覚めるんですね。ですから早朝はランニングをしたり、河原に行ってトランペットを吹いたりしています。家へ戻って子供を起こして、学校に行く準備をして、妻の作ってくれる朝ごはんを食べて出社します。
業務調整をして外出申請を利用して、家庭訪問や授業参観に対応することもありますよ。他にも洗濯や夕食づくりなど、子供にもうまくお手伝いしてもらいながら、家事を分担して頑張っています。
まずは自分や家族の生活があって、その生活サイクルに仕事を合わせられるところが、アルテリアの魅力ですね。自分を大切にして楽しく生活ができなかったら家族も楽しませることができないし、仕事も充実しないと思います。このあたりのバランスが、とても取りやすい会社ですね。組織としてまだまだ成長過程ではあると思いますが、コロナ禍以降はとくに成熟してきていると思います。

大阪施工管理課はベテランが多い反面若い人がいないのが課題です。施工管理の仕事は業務全体を俯瞰する必要があり、このような技術は1年や 2 年で仕上がるものではありません。後継者を育てるのがこれからの目標になると思っています。業務だけでなく培った人脈も引き継いでいきたいですね。加えて現状担当している業務についても改善が必要な個所があるので、アップデートしながら色々と模索していきたいです。

※この記事は2024年4月時点の内容です。


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