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一度離れてわかった 「やっぱりアルテリアが好きだーー!」~カムバック社員特集・アルテリア・ネットワークス編

アルテリア・ネットワークス(以下アルテリア)では過去に在籍したことがあり、退職して数年後に再び復帰する「カムバック社員」が活躍しています。アルテリアならではの風土や仕事の進め方に馴染むのが早く、自社にないナレッジや考え方を持ち込んでくれるなど、新卒入社や中途入社とはまた違った形でアルテリアに新しい風を吹き込む存在です。離職から復帰までの経緯や外の世界に出て改めて気づいたアルテリアへの愛着など、今年(2023年)復帰を果たした熊田庸平さんと中村豪さんに、お話を聞きました。

熊田庸平さん
アルテリア・ネットワークス株式会社 デリバリー本部 IPデリバリー部 IP回線開通課所属。一度目の在籍期間は2005年~2019年。マンションの管理会社の営業職を経て、2023年2月に復帰。インターネット回線の開設時に、外部企業への申請や調査依頼と関係各所との調整を担う。特技は水泳、趣味はオンラインゲームやネットサーフィン。好きな食べ物は寿司。「2歳になる娘と遊ぶのが日課です」
中村豪さん
アルテリア・ネットワークス株式会社 基幹プロダクト本部 バックボーンネットワークエンジニアリング部 ファイバールートデザイン課所属。一度目の在籍期間は2010年~2021年。通信会社での勤務を経て、2023年3月に復帰。主な業務は光ファイバー(専用線)の敷設に際する官公庁や企業との調整や申請など。趣味は株式投資(スイングトレード)と英語学習。アニメや映画を観て、おいしいものを食べてストレス解消!「海老名にあるカナサシファームのアイスクリームは絶品!」

転職後の理想とギャップに直面

――おふたりはアルテリアを一度離れて、再び戻って来たんですよね?

熊田さん そうですね。2019年にいったん辞めています。磐田市に暮らす今の妻と遠距離恋愛をしていて、結婚を機に私のほうが磐田に移り住むことになりました。

その頃のアルテリアといえば、毎日出社するのが当たり前。ホームオフィス制度も既にあったけれど、まだコロナ前でしたから。新幹線通勤も一瞬考えましたが、子育てにも参加したいと思っていたので、会社を辞めることにしました。

中村さん 改めて聞くと、大きな決断だったね。私は2021年の5月までアルテリアで主にインターネット回線の設計を担っていました。入社から10年ほど経ち、自分のキャリアがよそでどれだけ通用するか試したいという思いがムクムクと。それで競合の通信会社に転職したんです。

熊田さん なるほどなー。私の場合は「磐田で働く」というのが最優先事項だから、同業への転職は頭になかったですね。地方だと通信会社はかなり限られるし。それで選んだのが、ディベロッパー系列のマンションの管理会社の営業でした。

上司や同僚とのつながりが復帰を後押し

――アルテリアにいた頃を思い返すこともあったのでしょうか?

熊田さん 正直、辞めるときから未練たらたらだったので(笑)。人事との退職時面談でも、「本当は辞めたくないんです」ってこぼすほどでした。だから磐田に移って、夜遅くに「東京であのまま働いていたら…」と思いにふけることもありましたね。けっこう頻繁に(笑)。

中村さん 未練というか、転職時の期待とのギャップに悩まされましたね。それでアルテリアのときの飲み友達に、愚痴も含めて悩みを聞いてもらっていたんです。そうしたら、あるとき「戻ってくればいいじゃん」って。「面接もセッティングするよ」と言ってくれて、今年の3月に復帰しました。

熊田さん そういうつながりって、大事ですよね。私の場合は元上司でした。磐田に移った後も気にかけてくれて、たびたび近況を伝えていました。それであるとき、転職先がなかなかハードワークだったことから妻に「もう辞めたら?」と言われたことがあって、元上司に相談したんですね。
そうしたら「うちに来ればいいよ!」と、すぐに面接を設定してくれました。辞めてから数年経って、アルテリアでもホームオフィスが定着して働きやすくなったし、元の仕事はインターネットさえつながれば何とかなるものだったから。まさに渡りに船でしたね。

すぐに馴染める反面、アップデートも問われる

――おふたりとも、上司や同僚とのつながりが復帰のきっかけになったのですね。

中村さん そうですね。復帰にあたっては元の部署に戻ることも考えましたが、経験やスキルを活かしてキャリアの領域を広げたいという思いがあったので、あえて今の部署を希望しました。熊田さんは以前と同じポジションに戻ったの?

熊田さん 役割は以前と変わらないですね。ただ自分がいない間の数年で主力のサービスが変わったこともあり、過去の常識は通用しないですね。仕事上必要となる知識をインプットし直したり、関係構築を図ったりしているところです。

とはいえアルテリアという会社のことは理解しているつもりだし、かつて共に働いていた仲間も周りにたくさんいるので、組織への適応はすんなりといきました。その点は、転職と大きく違いますよね。新しい会社で働くとなると、独自の環境や風土になじんだり、人間関係を築いたりするプロセスが発生するし。自分の持ち味を発揮するまでに、ある程度の時間は必要になるから。

中村さん それはあるね。自分も転職したときは、同じインターネット事業でもカルチャーの違いを感じたかな。復帰のときは周りがどんな反応をするか少し気になったけど、みんな「おかえり!」って、それだけ(笑)。いい意味であっさりしていて。

熊田さん 互いに干渉しないというか、風通しのよさはアルテリアならではですよね。

中村さん 「そうそう、こんな感じだった~」って間もなく思い出しましたね。同時に、戻って来て本当によかったなと実感しました。

キャリアが分断されることなく積み上がることって大事!

――アルテリアに戻って来て数カ月、改めて今はどのような思いでいますか。

熊田さん “やりたい仕事”を“コミットしたい場所”で働けるというのは、幸せなことなんだなあと。しみじみ噛みしめています。

中村さん 本当にそうだね!

熊田さん 特に私の場合は、通信業界を離れたから。キャリアが分断されることなく、積み上がるのって貴重なことですよ。2歳になる娘と遊ぶ時間も取れて、ようやく求めていたワークライフバランスが実現できたのもありがたい。

中村さん 外に出て思ったのは、どの組織も一長一短なんだということ。一度は辞めた自分をもう一度受け入れてくれたアルテリアに、外部での経験をうまく還元できたらと思っています。